7月11日、視覚障がい者のためのスマホ講習会「Google Geminiを使ってみる」を開催しました。

受講者が4人、サポーターが11人と大勢が参加しました。Geminiアプリは新しいものなので、初めて使用するサポーターも少なくありませんでした。
チャットモードと会話モードがあり、それぞれの使い方を学習しました。チャットモードでは、「文章を作成する」「計画を作成する」「写真を説明する」を具体的な例を用いて実践しました。
会話モード(Live)で、動画ストリーミングや共有画面を分析対象にできる点がGeminiの特徴です。動画ストリーミングを使って家電製品のボタンの名前を読む、家庭用機器の表示を読む練習をしました。
■チャットモード

チャットモードで写真の説明をさせました。テキストも読み上げることができました。これは、スイフトアイアプリと同じ機能です。
結婚式の祝辞を例にして文書を作成しました。作成された祝辞は、花婿のエピソードなども入っており、そのままスピーチができそうな文章ができました。
また、広島への旅行を例にして旅行プランを立てました。広島の観光すべき名所や食べ物などの紹介もありました。
■会話(Live)モード
Gemini Liveという会話モードでは、友だちとおしゃべりをしている感じで会話を進めることができました。
会話モードで質問する方が、煩雑な操作がなく、反復して再質問も簡単にできました。チャットモードから会話モードに移行すると、チャット内容が引き継がれます。また、逆に会話モードでの質問、回答は音声が基本ですが、チャットモードに移行することによってテキストによって表示されます。
動画ストリーミングで、家電の操作ボタンの名前を指差しで教えてもらうこともできます。カメラから目的のものが外れること、また、ボタン表面が反射しているなどの恐れもあり、これらを確認をする工夫が必要です。

