スマホサポーター研修会 参加者募集
開催要領
次のとおりスマホサポーター研修会を開催します。
- 主催:姫路デジタルサポート
- 明石視覚障害者のためのスマホの会
- 高砂視覚障がい者スマホとデジタル推進の会
- 日時:2024年11月30日(土) 13時30分から16時
- 場所:姫路市総合福祉会館5階 第5会議室
- 対象者:
- 視覚障がい者ためのスマホサポートをこれから始めたい晴眼者の方
- 募集人数:
- 5人、高度な操作技術は不要です。
- 内 容:
- 視覚障がい者が使用するボイスオーバー(アイホンの読み上げ機能)の基本操作と便利な使い方について学習します。
- その他:
- 研修会にはアイホンの持参をお願いします。
開催趣旨
◆ スマホは必須の生活ツール
「見えない人」や「見えにくい人」は、スマホのアプリを用いて印刷物を読んだり、スマホを歩行補助として活用したりすることもできます。スマホは、障がいの一部を補償する機能を持っており、視覚障がい者のくらしを大きく変えると言われています。
当事者は、ボイスオーバーという読み上げ機能を用いてアイホンの操作を行いますが、独学で学習することが困難なため、スマホを使い始める時は、サポートが必要です。しかし、ボイスオーバーの操作をサポートできる人が少ないのが実情で、スマホの普及における大きな障壁となっています。
◆ 多くのサポーターが必要
晴眼者のスマホの使い方とボイスオーバーの使い方とは大きく異なりますので、視覚障がい者の操作をサポートするためには、高度な操作技術は不要ですが、一定の操作知識とスキルが必要です。一人でも多くの人にサポートに参加してもらうため、晴眼者向け研修会を開催します。
私たちの活動
■デジタルデバイド
スマホは必須の生活ツールと言われて久しいですが、視覚障がい者の中でスマホを有効に活用しているは、2割にも満たないのが実情です。晴眼者と視覚障がい者との格差、さらに、視覚障がい者の中でも「使える」と「使えない人」との格差が危惧されるところです。
「近くにスマホの使い方を教えてくれる人や団体がない」ことが、スマホが普及しない大きな原因です。姫路市、明石市、高砂市ではスマホのスマホの使い方をサポートする団体が活動していますが、それ以外の地域では、サポート団体やサポートできる人がいません。
■私たちのミッション
私たちのミッションは、そのようなサポートゼロ地域を解消することです。そのためには、多くのサポーターが必要になるので、県下でサポーター1,000人育成計画を実施中です。
■どうやってアイホンを使うの?
ボイスオーバーによる音声案内に対して、指の動作(ジェスチャーといいます)で応えて操作を行います。例えば、1本指の右・左スワイプでアイコンや項目を移動し、1本指のダブルタップで決定や実行を行います。詳細は、YouTubeをご覧ください。
■スマホ教室の見学を!
姫路、明石、高砂ではスマホ入門講座を開催するほか、毎月定期的に中・上級者向けのスマホ教室や交流会などを開催しています。すべての講座で講師のほか、サポーターがマンツーマンでアドバイスを行います。
障害物や道順を知らせてくれる歩行支援アプリ、活字文書を読み上げる視覚支援アプリ、ラジオ番組を聞くアプリなどに人気があり、多様なニーズに対してサポート活動をしてます。
連絡先・申込先
姫路デジタルサポート(栗川)
- info@digital-society.org
- Tel:079-228-5856
- 申込専用フォーム