姫路デジタルサポート
2023年8月6日改訂
PDF版
1 趣旨
スマホ(アイホン)は、コミュニケーション・ツールとしてだけでなく、活字文書の読み上げや歩行補助など障がいの一部を補償するなど、視覚障がい者のくらしを大きく変える潜在能力があり、必須の生活ツールと言えます。
視覚障がい者はアイホンのボイスオーバーという読み上げ機能を使って操作をしますが、ボイスオーバーの操作を独学で学習することは困難です。初めてボイスオーバーを使う方は、アイホン教室などで使い方を学習したり、個別にサポートを受けたり、などのサポートが必要です。
スマホは必須の生活ツールですが、それを利用している人は2割にも満たないというのが実情です。それは、身近にサポート団体がない、または、教えられる人がいないなど、多くの地域でサポートを受けることができないからです。
そこで、姫路デジタルサポートではサポートゼロ地域の解消を目指し、アイホン入門教室の出前を行ないます。
2 内容
■スマホ相談・体験会
これからアイホン(ボイスオーバー)を使いたい視覚障がい者を対象として、基本操作やいくつかのアプリを体験し、アイホン操作の不安を払拭してもらうと同時に、日常生活を便利するアプリを体験することによってアイホン操作学習の目標を持ってもらいます。
■スマホ入門教室(6回程度のシリーズ)
スマホ(アイホン)の周辺ボタンの説明、一連のジェスチャーの操作やシリ(音声アシスタント)の使い方などボイスオーバーの基本操作とともに、メールアプリやインターネット閲覧アプリの使い方についても学習します。
3 出前講座の条件
- ①現地に、ボイスオーバーをサポートできる団体が組織されていない。
- ②現地に、アイホン入門教室を応援してもらえる団体等がある。(市・町、または、視覚障害者福祉協会、社会福祉協議会、ボランティア団体、個人グループなど)
- ③上記団体が、アイホン入門教室終了後もアイホン教室を現地で継続して行う意志を持っている。
- ④アイホン入門教室の開講については次のとおりです。
- ・3人から5人の受講希望者がいる。
- ・会場は現地で準備をお願いします。できれば「プロジェクター」の準備もお願いします。
- ・サポーターがマンツーマンでアドバイスをしますので、サポーターも必要です。
- サポーター希望者がおられるなら、サポーター研修をさせていただくことも可能です。
4 負担費用
派遣講師やサポーターの交通費など。詳細はご相談ください。
5 問い合わせ先
姫路デジタルサポート 栗川まで。
- メール:info@digital-society.org
- または
- 問い合わせフォームからどうぞ