姫路デジタルサポート
2025年4月15日
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1 趣旨

スマホ(アイホン)は、コミュニケーション・ツールとしてだけでなく、活字文書の読み上げや歩行補助など障がいの一部を補償するなど、視覚障がい者のくらしを大きく変える潜在能力があり、必須の生活ツールと言えます。

視覚障がい者はアイホンのボイスオーバーという読み上げ機能を使って操作をしますが、ボイスオーバーの操作を独学で学習することは困難です。初めてボイスオーバーを使う方は、アイホン教室などで使い方を学習したり、個別にサポートを受けたりなどのサポートが必要です。

スマホは必須の生活ツールですが、それを利用している人は2割と少ないのが実情です。それは、身近にサポート団体がない、または、教えられる人がいないなど、多くの地域でサポートを受けることができないからです。

そこで、姫路デジタルサポートではサポートゼロ地域の解消を目指し、アイホン入門教室の出前を行ないます。

2 内容

■スマホ相談・体験会

これからアイホン(ボイスオーバー)を使いたい視覚障がい者を対象として、基本操作やいくつかのアプリを体験し、アイホン操作の不安を払拭してもらうと同時に、日常生活を便利するアプリを体験することによってアイホン操作学習の目標を持ってもらいます。

アイホンをお持ちでない方には、貸出用アイホンを準備しています。

■スマホ入門教室(6回程度のシリーズ)

スマホ(アイホン)の周辺ボタンの説明、一連のジェスチャーの操作やシリ(音声アシスタント)の使い方などボイスオーバーの基本操作とともに、メールアプリやインターネット閲覧アプリの使い方についても学習します。

自宅で復習していただくために、音声テキストを提供します。

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3 出前講座の条件

  • ①現地にスマホ入門教室を応援してもらえる団体等がある。
  • ②上記団体が、スマホ入門教室終了後もスマホ教室を現地で継続して行う意志を持っている。
  • ③スマホ入門教室の開講については次のとおりです。
  • ・3人から5人の受講希望者がいる。
  • ・会場は現地で準備をお願いします。できれば「プロジェクター」の準備もお願いします。
  • ・サポーターがマンツーマンでアドバイスをしますので、サポーターも必要です。必要であれば、サポーター研修を行うことも可能です。

4 負担費用

費用の負担は原則としてありません。なお、本出前講座は助成団体から助成を受けて行うものです。助成額を超えた場合は、交通費等を負担していただくことがあります。

5 問い合わせ先

 姫路デジタルサポート(ボランティア団体) 栗川まで。

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