明石 スマホサポーター研修会を実施

VoiceOverで文字入力を学習

5月24日スマホサポーター研修会をウイズあかしで実施しました。

参加者は、ガイドヘルパーさんを中心にした青眼のサポーター5人と世話人2人です。

今回は第2回目の研修なので、1回目の続きの「文字入力」を行いました。

VoiceOverでは、キーボードからの入力には時間と労力が必要ですので、音声入力を行うことが第一選択肢となります。多くの場合、音声入力で用が足ります。音声入力の仕方について学んでいただきました。

また、次のことが大切であることを理解してもらいました。

  • ・晴眼者使う音声入力のマイクボタンを使うのではなく、2指ダブルタップを使うこと。
  • ・視覚障がいがある人には、音声入力開始時と終了時の「ポン」という音が音声開始のタイミングになること。
  • ・音声入力をする前には、必ず、一本指ダブルタップを忘れないこと
  • ・漢字変換は下スワイプで行うこと

キーボード入力を行う場合、VoiceOverではフリック入力ではなく、トグル入力で行います。日本語かなキーボード上で2本の指を使うスプリットタップで入力を行います。例えば、「の」を入力する場合、左手の人差し指でキーボードの「な」を探して、そのキーを 押したまま、右手の人差し指で5回タップを繰り返すと、「な」「に」「ぬ」「ね」「の」読み上げます。これで、「の」が入力できました。数文字を入力した後、漢字変換を行います。

キーボード入力がこのように大変なことを経験してもらいました。

写真1 研修会の様子
写真1 研修会の様子
写真2 研修会の様子
写真2 研修会の様子

takahiro93

視覚障害者のICT応援団をしています。 パソコンやiPhoneは、視覚障害者にとって日常生活ツールとなっています。しかし、視覚障害者が操作できない部分があるウェブやアプリがまだまだ多くあります。また、視覚障害者の8割近くが、パソコンやスマフォをまだ活用していないと言われています。このような問題の解決に努力したいと思っています。