飾磨高校で福祉の授業を行いました。

飾磨高校の健康福祉コースの生徒さんに、はりのきさんと栗川で授業を行いました。7月13日(木)は3年生の約25人、7月25日(火)は2年生の30数人が対象です。

授業のタイトルは、「視覚障がい者のくらしとスマホ:ボランティアのすすめ」です。はりのきさんがスクリーンカーテンを下ろしたアイホンを使うのをみて、生徒だけなく、先生も驚いた様子で「どのようにして使うの」などの質問がありました。また、「声を聞いただけで誰かわかるか」などの暮らし方についての質問もありました。

アプリの実演をみてもらって、「視覚障がい者にとって、スマホは必須の生活ツールである」ことを理解してもらいました。

内容は次のとおりです。

1 視覚障がい者の日々のくらし

2 くらしを便利にするアイホン

次の使い方の実演を行いました。「電話をかける、受ける」「Seeing AI アプリで活字文書の読み上げ」「NaviLens アプリで駅・施設内を移動」「アイナビの動画による紹介」

3 ボランティアの進め方

  • ①スマホがくらしを便利にすることを身近な人に PR
  • ②スマホ講習会・サポートを見学
  • ③研修会や勉強会に参加
  • ④講習会などでサポート
飾磨高校3年生の授業風景
飾磨高校3年生の授業(2023年7月13日)
2年生の授業(2023年7月25日)

takahiro93

視覚障害者のICT応援団をしています。 パソコンやiPhoneは、視覚障害者にとって日常生活ツールとなっています。しかし、視覚障害者が操作できない部分があるウェブやアプリがまだまだ多くあります。また、視覚障害者の8割近くが、パソコンやスマフォをまだ活用していないと言われています。このような問題の解決に努力したいと思っています。