VoiceOver勉強会を開催

Zoomを介してサポートをしている様子
Zoomを介してサポートをしている様子

Zoomを用いたリモートサポートの練習

4月1日サポーター4人が参加してVoiceOver勉強会を開催しました。

Zoomを用いた個別サポートの実施に向けて、ますは、サポーターの訓練を含め練習を行いました。今回は、ユーザーが指紋認証を登録するのを画面共有だけでサポートを行いました。ユーザーの手順としては次のとおりです。

  • ①Zoomに接続、ミュート解除
  • ②画面共有開始、VoiceOverの音声の有効化
  • ③サポートを希望する画面へ移動
  • ④サポート終了

問題点としては、Zoomの共有画面でユーザーのiPhoneの画面を見た時、ユーザーのアバターも表示され、ユーザーの画面の右上の一部が見えないことがわかりました。そこで、ユーザーのZoomのミーティング設定でピクチャーインピクチャーをオフにすることでこの問題を回避できることもわかりました。

リモートサポートでは、アプリの使い方や操作で困っていることについて言葉によるアドバイスを行いますが、iPhoneの操作や文字入力の代行は行うことはできません。

画面共有を開始したiPhoneの画面
画面共有を開始したiPhoneの画面
Touch IDの登録画面をZoomの画面共有機能を用いてサポート。
Touch IDの登録画面をZoomの画面共有機能を用いてサポート。

takahiro93

視覚障害者のICT応援団をしています。 パソコンやiPhoneは、視覚障害者にとって日常生活ツールとなっています。しかし、視覚障害者が操作できない部分があるウェブやアプリがまだまだ多くあります。また、視覚障害者の8割近くが、パソコンやスマフォをまだ活用していないと言われています。このような問題の解決に努力したいと思っています。

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