視覚障害者のためのスマホ サポートをしませんか。

明石・加古川・姫路で活動

姫路デジタルサポート(ボランティア団体)
2023年1月20日

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iPhoneのVoiceOverの画面
iPhoneのVoiceOverの画面

今や、スマホやパソコンなどICTは、「見えない」「見えにくい」方にとって必須の生活ツールとなっていますが、独学で使い方を学習するのは困難です。そこで、私たちは視覚障がい者を対象にスマホの使い方について講習やサポートなどを行っています。

視覚障がい者のスマホ教室の見学を!

スマホ教室等を3市で開催しています。

  • ・明石:月1回水曜日、アスピア明石
  • ・加古川:月1回火曜日、加古川市総合福祉会館
  • ・姫路:月3回金曜日・土曜日、姫路市総合福祉会館

*講習会・個別サポートの等の開催状況

どうやってiPhoneを使うの?

画面がツルツルのiPhoneをどのように使うのでしょうか。iPhoneのVoiceOverという画面読み上げ機能を使って操作を行います。音声による案内に対して、指の動き(ジェスチャーといいます)で応えて操作を行います。

VoiceOverの操作は複雑なので、講習会等では各ユーザーにアドバイスをするサポーターが必要です。

iPhone(VoiceOver)の操作は次のYouTubeをご覧ください。

YouTube(ニポラチャンネル)

スマホ サポーター募集

私たちと一緒に視覚障がい者のスマホサポート活動をしませんか。サポート方法については研修会などで学習していただきますので、安心して活動ができます。希望される方は下記連絡先まで連絡ください。

デジタルデバイド

デジタル社会に対して不安になっている人々のイラスト

現在、社会のデジタル化が急速に進んでいます。例えば、ワクチン接種証明、各種行政サービスが利用できるマイナポータルなどは、スマフォやパソコンの利用が前提となっています。

しかし、視覚障がい者の中でICTを有効に活用している人は2割にも満たないのが実情です。「使える人」と「使えない人」との間の格差が危惧されます。

なぜiPhoneが普及しないの?

iPhoneを使わない理由の一つは、「ICTの使い方を教えてくれるところがない」からです。次いで、「iPhoneがいかに暮らしを便利にするかが知られていない」「使えるかどうか不安」などです。

iPhoneで視覚の代行、歩行の補助

iPhoneは、電話やメール以外にも、視覚を一部代行する機能、歩行を補助する機能などがあり、便利なくらしに役立ちます。

  • ・薬や各種カードを識別し、薬の処方やカードの名前を読み上げます。
  • ・郵便物の差出人や文書を読み上げます。
  • ・歩行中、近くのお店や施設と目的地までの方位と距離を知らせてくれ、歩行も楽しくなるでしょう。

iPhoneへの乗り換え

視覚障がい者のためのスマホ教室の様子
写真 視覚障がい者のためのスマホ教室の様子

現在ガラケイを利用している方から「iPhoneを使ってみたいが、iPhoneに乗り換えて、うまく使えるかどうか不安なので、なかなかiPhoneの購入に踏み切れない」という話を聞きます。

私たちは、このような方に「スタータープログラム」を準備し、乗り換え直前直後の集中的なサポートを行ないます。

連絡先

ボランティア活動を希望される方は、メール、または、電話、Webフォームで連絡ください。なお、姫路デジタルサポートの目的や運営方針についてもご覧ください。

・電話:079-228-5856 (栗川)

・姫路デジタルサポートへのメール

・Webフォームからの申込・問い合わせ

下記のフォームの各項目に記入のうえ、確認画面ボタンを押してください。当方から折り返し連絡させていただきます。

・あなたのお名前(必須):

・あなたのメールアドレス(必須):

・あなたの電話番号:

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・メッセージ(動機、やってみたいことなど):