ICTサポーターへのお誘い
姫路デジタルサポート(ボランティア団体)
2022年5月16日
私たちの活動

今や、iPhoneやパソコンなどICTは、「見えない方」「見えにくい方」にとって必須の生活ツールとなっていますが、独学で使い方を学習するのは非常に困難です。そこで、姫路デジタルサポートでは、ICT利用を普及するために視覚障がい者を対象にiPhoneの使い方について相談会や講習会などを行っています。
どうやってiPhoneを使うの?
同行援護ヘルパーのみなさまには、ICTが視覚障がい者の生活において重要であることはご存知のことと思いますが、では、あのiPhoneをどのように使うのでしょうか。晴眼者の操作とは大きく異なり、音声による案内に対して、指の動き(ジェスチャーといいます)で応えて操作を行います。
YouTubeでももう少し詳しいiPhoneの使い方を紹介しています。基本設定 基本操作(日本ライトハウス)
ICT講習会の見学を!
私たちの活動は、主に姫路市総合福祉会館で行っています。是非、講習会や個別サポートを見学してください。視覚障がいのある方のiPhoneの使い方を少しでも知っていただくことは、同行援護活動においても役立つものと思います。
コミュニケーターとしての役割

現在、社会のデジタル化が急速に進んでいます。例えば、ワクチン接種証明、各種行政サービスが利用できるマイナポータルなどは、スマフォやパソコンの利用が前提となっています。
しかし、視覚障がい者の中でICTを有効に活用している人は2割にも満たないのが実情です。「使える人」と「使えない人」との間の格差が危惧されます。
□ 私たちの活動を紹介ください
ICTを使わない理由の一つは、「ICTの使い方を教えてくれるところがない」からです。このような視覚障がい者の方に、「身近にiPhoneをサポートしてくれるところがあるよ」と私たちの活動をご紹介ください。姫路デジタルサポートの活動
□ ガラケイからiPhoneへの乗り換えサポート
現在ガラケイを利用している方から「iPhoneを使ってみたいと思うが、iPhoneに乗り換えて、うまく使えるかどうか不安なので、なかなかiPhoneの購入に踏み切れない」という話を聞きます。私たちは、このような方に「スタータープログラム」を準備し、乗り換え直前・直後に集中的なサポートを行います。
□ iPhoneで視覚の代行、歩行の補助!

電話やメール以外にも、視覚を一部代行する機能、歩行を補助する機能など、便利なくらしに役立ちます。
- ・薬や各種カードを識別し、薬の処方やカードの名前を読み上げます。
- ・郵便物の差出人や文書を読み上げます。
- ・歩行中、近くのお店や施設と目的地までの方位と距離を知らせてくれ、歩行も楽しくなるでしょう。
ボランティアとして活動しませんか
同行援護ヘルパーのみなさま、私たちと一緒に視覚障がいのある方へICT普及活動を行なってみませんか。視覚障がいのある方に直接ICTサポートを行うこと以外にもさまざまな活動がありますので、同行援護の技術を生かすことができます。
勉強会を毎月開催していますので、iPhoneのサポートが初めての方も安心して活動していただけます。
■ 姫路デジタルサポートの特徴
次の基本方針に基づき活動しています。
- ・「デジタル社会への参加において障がい者誰一人取り残さない」をミッションとしています。
- ・視覚障がい者の経験や意見を大切にし、活動に反映させます。
- ・「サポートを受けた人」が「サポートをする人」に成長することを応援します。
■ボランティア申し込み・問合せ先
ボランティア活動を希望される方は、メール、または、電話、Webフォームで連絡ください。なお、姫路デジタルサポートの目的や運営方針についてもご覧ください。
・電話:079-228-5856 (栗川)
・姫路デジタルサポートへのメール
・Webフォームからの申込・問い合わせ
下記のフォームの各項目に記入のうえ、確認画面ボタンを押してください。当方から折り返し連絡させていただきます。