VoiceOverによるZoom会議練習会

ZoomによるiPhoneのサポートを目指して

姫路デジタルサポート

8月7日(土)、21日(土)に各自自宅からZoomに接続し、練習会を実施しました。

□基本操作の練習

会議画面のコントロールボタン
会議画面のコントロールボタン

8月7日、Zoomの利用が初めての方または数回の方、6人が練習を行いました。お一人は時間があまりないこともあり、マイクの「ミュート解除」がうまくできませんでした。他の5人はニュート解除を行うことがきました。Zoomの各種コントロールボタンについて説明しました。

iPhoneのZoomアプリはサインアップ登録をしていなかったので、参加者の多くの人の名前が「iPhone」になってしまいました。8月21日は、参加者の名前に修正しましたが、再度接続するとまた「iPhone」に戻っていました。Zoomアプリのサインアップを行って、名前を登録する必要があります。

□音声と画面の共有化

8月21日は、iPhoneのサポートを受けるために、VoiceOverの音声と画面の共有化について練習しました。

音声の共有化は、アイネット世田谷さんが紹介されている「オリジナルオーディオ」を使用しました。接続前に設定を変更し、接続後に「詳細」の「オリジナルオーディオの有効化」をオンにすること、さらに、イヤホンを使用している場合はスピーカーに切り替えることなど、2つのステップを経る必要があります。VoiceOverの音声を参加者が聞くことができました。ただ、やや雑音が多かったこと、iPhoneによって音量が異なったことが気になりました。

画面の共有化は、「共有」の「画面」を選択し、「ブロードキャストの開始」ボタンを実行することで開始されますが、「ブロードキャストの開始」ボタンが見つけにくく、開始までに少し時間がかかった方がおられました。

参加者はZoom初心者の方でしたが、少し練習することで、何とか、音声と画面の共有をすることができました。これからiPhoneのサポートに使えそうだを実感しました。

takahiro93

視覚障害者のICT応援団をしています。 パソコンやiPhoneは、視覚障害者にとって日常生活ツールとなっています。しかし、視覚障害者が操作できない部分があるウェブやアプリがまだまだ多くあります。また、視覚障害者の8割近くが、パソコンやスマフォをまだ活用していないと言われています。このような問題の解決に努力したいと思っています。

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